旅人じゃなくても大丈夫!ホテルと食の新たなる関係

日常から離れた場所で

仕事や人間関係でたまったストレスを、皆さんはどう解消していますか?
リフレッシュの方法として、過去から現在まで衰えぬ人気を誇っているのが旅行です。
初めて訪れる土地で出会う料理や絶景は、人々の心を安息の地へ導いてくれます。
日帰り旅行も良いけど、どうせ出かけるなら何日か宿泊してその土地の名所を観光したい。
そんな方に欠かせないのがホテルです。
旅館や民宿とは一味違った雰囲気が、旅で疲れた身体を癒します。
ホテルが日本に持ちこまれたのは、開国以降のことでした。
国内観光客のためではなく、海外からの賓客をもてなすための施設だったのです。
明治以降の近代化は、日本へ旅行に訪れる外国人とホテルの数を増加させました。
現存する国内最古のホテルは、日光金谷ホテルです。
この施設はもともと外国人向けの民宿として建てられていましたが、
1893年に現在と同様の形で営業を開始します。
日光金谷ホテルのように第二次世界大戦前から営業しているホテルをクラシックホテルといいます。
ホテルに関して定義している法律に、旅館業法というものがあります。
その施行令の中では、客室が10室以上あることや寝具は洋式化などが定められているのです。
廊下やと客室の境は壁でなければいけない、

鍵を必ず掛けられるようになどお客の安全とプライバシーを守ろうという意図が読み取れる点が特徴です。
観光大国と呼ばれて久しい日本。
ここまで成長出来た裏には、
人々の心を惹きつけるホテルの存在が不可欠だったのです。
良いホテルの要素は何か。
良いホテルに巡り合うためのポイントを、一緒に考えていきましょう。

 

 

舌とお腹を満たす

ホテルの魅力といえば、普段食べることの少ない豪華な食事です。
近年では、宿泊せず食事を摂るためだけにホテルを訪れる人も増加しています。
ホテルの食事形式でよく見られるのがバイキングです。
数種類の料理の中から、自分の好きなものを選んで食べる。
こういうスタイルをバイキングと呼び始めたのは、日本が最初だったのです。
帝国ホテルの社長だった犬山徹三という人物が、
サンフランシスコでこのスモーガスボードというバイキング形式の食事に出会いました。
一定料金を払えばいくらでも食べられるという点に着目した犬山は、
デンマークから専門家を呼び寄せ、試行錯誤を繰り返します。
食べ放題形式を取り入れた帝国ホテルは、社員から名称を募集しました。
すると、海賊を題材とした映画で船員が豪快に食べている様子に感銘を受けた社員が、
バイキングという名前を提案します。
これが受け入れられたことがきっかけで、
世間一般にまでバイキングという食事スタイルが周知されたのです。
バイキングと間違われやすいビュッフェとは、フランスの飾り棚のことです。
その昔フランスでは、飾り棚の上にある料理を好きなように取って、立ちながら食べる形式が流行しました。

その名残から、ビュッフェは立食形式の食事という意味を持っているのです。
日本では「好きなように取る」という意味だけが先行して、バイキングと混同する人も多いようです。
格式ばった感じがしないバイキングにおいても、マナーは存在します。
食べ放題だからといって他人の分が無くなるほど取る、
取り過ぎた結果残してしまうといった行為は、マナー違反なので気をつけましょう。

 

 

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